ホームページのサーバー移管が必要な時
ホームページのサーバー移管が必要な時は、主にサイトの管理会社変更時が該当します。
通常、サーバー移管はあまり気にするようなものではありませんが、これに失敗してしまうと所有するホームページの閲覧ができなくなってしまうことになりますので、気を付けましょう。
ドメインとは?管理上の注意点
ホームページの住所といえる存在をドメインと呼びます。
存在しているホームページのアドレスにある全てのドメインはドメインを管理する会社、つまり日本レジストリサービスに認定された指定事業者により管理されています。
よくある間違いとしてドメインを取得すれば自分がすべてを管理していることになるというのがありますが、そうではなくドメイン管理会社を通してホームページを取得し、ユーザーはホームページのデザイン・テキストなどを管理しますがドメインの部分に関しては管理会社がユーザーになりかわって管理する仕組みです。
サーバー移管の流れ
サーバーを移管するときには、ドメインを管理する会社に依頼して移す必要があります。
移転を行う際には、名義変更はルールにそったものであれば可能です。そのルールとは例えば、レジストラと呼ばれるメインのデータベースを管理する機関で決めたものや管理会社のドメイン登録規約などが該当します。
サーバーの移管の流れは、まず現在のサーバーを管理している企業のもとでは最初に移管条件の確認をしましょう。そしてドメインの登録情報を確認して把握した段階でサーバーの移管を依頼します。
移管が完了するまでの間は数日から数週間程度かかります。新しいサーバー管理会社のほうでは、まず同様に移管申請を行いそこで提供されるサービスを利用する時にかかる所定の代金を指定口座に入金します。あとは、移管完了の報告をメールなどで待つだけです。
新サーバー管理会社に変更するときの注意点
新しいサーバー管理会社に移管を依頼するときのポイントは、無料SSL対応のサーバー選びをすると便利です。
SSLとは、簡単に書くとインターネット上の通信を暗号化する技術のことであり、インターネット回線を介したネット上のやりとりが盗み見られる可能性があるためにそれを防止するために必須となります。
大手のサーバー会社では、基本的に無料のSSLが導入されていますので個人情報の漏洩防止の観点からまずは無料SSLのサービスを行うサーバー会社を選んでSSLの設定を行いましょう。有料のものであれば、よりセキュリティを強化できますが個人でホームページの運営を行うのであれば無料SSLのものでも充分に効果を発揮します。